同年代の仕事仲間というのは心強いものだが、時に鬱陶しいものだ。
上司の愚痴を言い合ってストレスの発散をする時にはなくてはならない、ありがたーい存在ではある。自分だけが苦しんでいるのではないのだと慰めになる。
しかし、時に自分を苦しめるにっくき敵にもなる。例えば、自分が苦しんで行っている仕事を楽々こなしており、理解が得られない時など。何を苦しんでるの?そんな反応が返ってきた時のツラさは普段の苦しみとはまた違うものだ。
相手次第な仕事なので、どうしてもコンスタントに成果を出し続けるというのは難しい。毎日苦しみながら、時に昼休憩も取らずに働くこともあるが、それでも望み通りの展開には中々ならない。仕事が終われば一目散に帰宅することが理想だ。一刻も早く1人になりたい。他人が周りにいる間は全く集中できないからだ。寝転がってYouTubeみていたい。
先日、上司と他愛ない話をした。中々2人きりになるのは珍しい上司だったのだが、その上司も昔は毎日のようにハローワークに行っていたという。自分が転職したがっているという話は以前、別の上司に時間をとってもらった際にハッキリ話していたから、その流れで今の仕事どんな感じ?と探りを入れてきたのだと思う。これは純粋な気遣いからのものだと思った。無理に引き止める感じでもなく、昔こうだったからこうしろ!みたいな口調ではなかったので耳を多少傾ける事ができた(多少というところで自分の人間性が出ているが…)。上司も今の仕事に対して不満を抱いているらしく、どうせなら仕事をする事で感謝される事や、やりがいを感じられるように仕事をしたい。と話していた。今の仕事は確かに誰の役に立っているのか…、むしろ相手に負担を強いている気がして疲れる。全ての仕事がそうであると言われればそれまでだが、甘い、世の中を舐めすぎ、そう言われれば本当にそれまでだが、少なくとも自分が納得できる仕事をしたいなぁ。と。
独り身で守るものないからこその考えなのかも知らないが、今自分はそう思っている。