2024/12/02 プラダを着た悪魔は傑作。少し仕事に対するモチベーションが変わった

プラダを着た悪魔。子供の頃金曜ロードショウで3度ほど見た事がある。今回Amazonプライムに入会したので見直してみた。働いて1年と8ヶ月ほど経ったが、働いてみて改めて観ると感想が全く変わってくる

ファッションの編集長を務めるミランダ。部下に厳しく私生活を顧みない氷の女王。だが、それは「仕事をしているだけ」だ。何よりも誠実に仕事に向き合っているからこそ妥協しない。無茶振りも歯に衣着せぬ発言も熱意を持って仕事をしているからこそのものだ

主人公が激しい競争がある業界の中で上司のエミリーよりも評価されることは嬉しい。と同時にエミリーが望んでいた夢のパリ行き。その立場を奪ってしまう事の複雑な心境

それを考えればいかに自分が仕事に対して不誠実なのかと思い知らされる。厳しい上司もキツいノルマもただ「仕事をしている」だけだ。営業行ってきまーすと発言して車の中で時間を過ごす事の無意味さよ。自分が恥ずかしくなった

熱意を持って働ける夢の仕事。それを求める事をいつからやめてしまったのか自分に問いたい。手取り18万以下の安月給が振り込まれた時か?辻褄合わせの書類を無数に作った時か?取引先の人間の顔色を伺って小間使いのように使われた時か?上司からの嫌味ったらしい失望を受けた時か?(自分の教える能力が足りないなぁ。責任感じるわ等の発言)

ただ、ミランダの無茶振りのうち、娘の為にハリーポッターの未発売の原稿入手して来い。出来なかったらクビ。ってのは理不尽すぎるなぁ^ ^

結論:プラダを着た悪魔は傑作。少し仕事に対するモチベーションが変わった